お内裏様とお雛様

節分が過ぎると、次は桃の節句です。

我が家もやっとお雛様をだしました。

お内裏様とお雛様

近頃じゃ風通しのために、2年に1回くらいのペースでしか

お目見えされません(^_^;)

玄関に置いていますが、狭すぎて、金の屏風も、桜、橘も置けません・・・

ところで、このお内裏様とお雛様の左右は

どのように決まっているかご存知でしょうか?

お雛さまを飾っていらっしゃるお家の方はわかると思いますが

天皇と皇后の並びに由来するそうですよ。

天皇陛下がいつも左に並んでられるかどうかは

ちょっと記憶にありませんが^^;

その昔は逆だったそうです。

明治になって西洋に習い、皇居での立ち位置、御真影の配置が

向かって左に天皇、右に皇后となったらしいです。

でも、京都の老舗店では、古式通りの配置で展示されていたりするそうですから

どちらでもいいということなんでしょうかね。

「左近の桜」「右近の橘」は御所の紫宸殿と同じ配置だそうですが

実は、これはお雛様側からみた向きで

私たちから見ると向かって右が桜、左が橘、ということらしいです。

我が家には、娘たちには嫌がられていますが、一年中出しっぱなしの

お雛様がいろいろいます。

お内裏様とお雛様2
この焼き物のお雛様がなんだか味わいあって好きなんです(*^_^*)
お内裏様とお雛様3

これも同じ作者が作られた壁飾りのお雛様ですが

これは右にお内裏様が描かれていますね。

右だろうと左だろうと、感謝の気持ちを忘れず

厄をかぶってくれるというお雛様たちに

もう少し、敬意を払わないといけませんね。

そして、結婚できないのは、決してお雛様をすぐにしまわないからじゃないと思うわ・・・