eggタイムズ表紙

今月の表紙は「白露」(はくろ)

大気が冷え、野の草に露が宿って白く見える頃の意味で、

だいたい9月8日頃のことを言うそうで、まさに今日ですね。

秋分の15日前で、この頃から秋の気配をひとしお感じるようになるそうです。

ちなみに、今月のお題をかいた「え」さんは、藤岡です。

書き手の名前を入れるのを忘れてしまいました<(_ _)>

そして、先月の「待宵草」(まつよいぐさ)

色的にもよく間違われる月見草と同じ仲間の黄花のことで、

8月の季語なんですが、

「宵待草」の間違いじゃないの?と

思われる方もいらっしゃったみたいでちょっとご説明を。

♪待てど暮らせど来ぬ人を、宵待草のやるせなさ 

   今宵は月も出ぬさうな♪♪

このメロディーを知っているのはなぜでしょうか・・・

この詩歌のタイトルが「宵待草」といい、画家・詩人である

竹久夢二によってつくられました。

原作には待宵草と書いてあったりしたそうですが、

音的に「宵待草」と変えて創作されたようですね。

ですから、植物学的には「待宵草」が正しいのですが

一般的に知られているのは竹久夢二の「宵待草」というわけで

同じ花のことを指しています。

待宵草
夕方になって咲き始める黄色い花です。
間違われやすい月見草は白からピンクの花だそうですよ。
月見草