注文住宅を作る専門家であって、家電を選ぶ専門家ではなくて

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先日ナメクジを素手で触ってぽいっとした瞬間をウチの川崎に目撃されて


「えええええええ!!!素手でえええ!!!」


と大層ドン引きされました




エッグ住まいる工房 竹澤貫 です




まるで何一つ自慢になる事でも無いんですが


カエル・ナメクジ・ミミズ・クモ・セミ


大人になると皆が一様に触るのを嫌がる彼らを始めとする


ムシや爬虫類


結構抵抗なく素手で掴めてしまったりするんですよね


うん


もし「夫が出張中に家で虫が出た助けて!」とか


そういうの言って下さいね


そんなんでもオーナーさんとこなら行きますのでね





そんな「何でも屋さんやってますよ」というお話ですが


ホントに過去そんな感じでオーナーさんとこに駆け付けた事が多々あって


「ハチの巣できた 助けて」とか


「新しいパソコン買うから相談のって」とか


オーナーさん困ってるならとりあえず行こうって


ずっと前からそういうスタンスで仕事してました




でも多分ですけど


こんな仕事のスタイル今の時代に合ってないよなぁって


そんな気がしてるんですよ




あらゆるものに【専門家】がいるこの時代で


それぞれのその【専門家】が【能力】を切り売りする




その分野に精通している方はご存知かもしれませんが


例えばランサーズクラウドワークスのような


専門家による外注受付サービス


今やこういうサービスからでも「間取り書いて!」みたいな仕事があったりする


ホント便利





そんな中で【専門家】ですか?と問われると


正直全然そんなことない分野でのご質問やご相談が飛んでくる




僕はそういう声がオーナーさんから上がった時って


そもそも僕が専門家じゃないことなんてわかりきってて


でも誰に聞いていいかもわからないから


「とりあえず貫さんに」みたいな


きっとそういう感じなんじゃないかなって思ってて






「専門家じゃないから間違ってるかもしれませんが…」






オーナーさんもそんなこと僕から言われなくてもわかってて


間違ってたらしょうがない!と思ってくださってることが大半で


でもそんな中でも


「貫さんの見解が聞きたい」


参考意見として聞きたいだろうオーナーさんの声に耳を傾けて


でもさっぱりわからへんヤツとかもあって


一緒に悩んでみたりする





なんか泥臭いなぁと思ったりもしてるんですけど


でもこういう仕事の仕方が楽しくて


やりがいになってるんですよね





今日僕は朝から現場の材料納品の立会のために現場へ行って


土地を探すオーナーさんのために資料をかき集めて


家具で悩むオーナーさんのため家具探しをして


ローンの手続きのために銀行へ書類を送って






「営業マン」という言葉がお客様には伝わりやすいから


自分の事をそう表現してますが


僕はその言葉があまり好きじゃなくて


もっとこう違う言葉で自分の仕事を表現出来たらいいのになって




いわゆる「営業」することに時間や労力なんてほとんど割いてない


こんな仕事の仕方を見て下さった皆さんが


面白いな いい会社だなって思ってオーナーさんになってくれてる


ありがたいお話





変わった会社やなぁと思った初めましての方は


もしよかったらそんな会社のお話を一度是非聞きにきてみて欲しいなと思います




そしてそんな変な奴を選んで下さったオーナーさんたちは


これからも僕の仕事と関係なさそうな事でも気軽に相談してみてください


そうして頼りにして下さってる と感じることが


全てこの仕事における僕のやりがいですので^^